写真提供S様。
5月21-22日『ひえつき '05』 観戦記。
HPでは、「全日本ラリー選手権の観戦記」的なタイトルになっておりますが、ジュディーの場合、ぶっちゃけ「CUSCOラリーチーム観戦記」です。
なので今回、気合いを入れて観戦できた時間はほんの少しで・・・・。 あぁ…っ、九州まで行ったのに。_| ̄|○
でも、私は炭山選手がWRCで世界中を走るのを見たいのだから、とりあえずそこに至るまではこういう事もあるよねと納得。
それで、つまらなかったのか?と言われると、とんでもない!
ラリーってラリーだけじゃないから楽しいのです♪
今回選手の方やメカニックの方とお話しをさせていただいたのもそうですが、宿でステキなお仲間にも出会えました♪
椎葉村と言うところ、年に一度のラリー日にはお宿全てがラリー関係の人達でいっぱいになります。
その宿の中で唯一、ラリー競技の関係者を泊めない宿がジュディーの宿泊した『鶴富屋敷』なのだそうです。
ようするに、ラリー関係者で他の宿泊施設がいっぱいになり、あふれた一般ピーポーがやってくる宿。
21日の夕食時、あっ…この人もラリーね、あの人もラリーねと思いながら、それぞれお仲間が居たために内々で喋っていて、なかなか話しかけるきっかけもありませんでした。
でも、ボランティアの団体や、ネットのオフ会などを沢山経験しているジュディーには、同じ目的で集まっている人同士が話しをして楽しくないわけがないのは分かり切っています。
なんとかお話しをするきっかけを!と、思い切って隣でごはんを食べていた男性にお声をかけさせていただきました。
「あの…ラリー観戦ですよね。ご自分ではラリーとかなさらないんですか?」
「あっ、いえ自分ではやらないんですけど・・・・あの、ところでジュディーさんですよね?」
「・・・はぁ?!」(゜◇゜;) 九州まで来てなんで名前呼ばれてるんだ、あたしッ!?
「あっ、はいそうですけど…」
「いゃ、見かけたときからそうじゃないかなぁ〜と思ってたんです。HPとか見てるので・・・」
「そうですか、ありがとうございます♪」
そういう彼は、某大物A選手の掲示板に顔を出しているため、実は私もお名前は知っていた。
しかし、一日オールしている状態の私を判別できるとはたいしたものである。
それならそうと最初から言ってくれればいいのに・・・・って、やっぱりこの面では判別しづらかったか…。_| ̄|○
とりあえずお声をかけさせていただいて良かった〜♪
一旦口火を切れば、後はまさに狂喜乱舞の交流が始まります。
そう、人混みで石を放ってもラリー好きに当たるとは限らない。どちらかというと、ひじょうにまれである。…って言うか、全日本ラリーをココまで見に来る人は一握りの人間だと最近私も知ったぞッ!
だから好き放題ラリー談義が出来る事が凄く嬉しくて♪もちろんジュディーなんぞ突っ込んだ話はナニも出来ないけど、いろいろ聞かせてもらっているだけども凄く楽しい。
聞けば、このS氏と同席していた方もこのラリーでお友達になった方だとか、S氏はジュディーと同じ関西で一緒に座っていたH氏は地元九州。
ジュディー達とは違う角度でビデオを撮っていらっしゃるので、後日それを送っていただくお約束をいたしました♪
一人と話し出せば、後はその輪が連鎖反応していって、向かいに座っていた方もお話しに加わって来てくれました。
「オレのこと覚えてない?」
またしても「・・・はぁ?!」(゜◇゜;)
…って言うか、今度はいらん過去の記憶まで掘り起こさねばならぬのか?!
「午前のSSでさ〜・・・」 ああっ、今朝の話ね・・・。(^_^;)
「俺の前にトイレ待ってた人だよねっ」 ミ(ノ;_ _)ノ =3 ドテッ。
「あ…あっ!…そうかも」
「なっ、なっ、そうだよね!ああ〜っ、スッキリした〜♪」
・・・・こ、この人っていったい・・・。(T_T)
けれど、このあっけらかんとした性格の彼が話し出すとまた無茶苦茶面白い人でした。
後二人、女の子と男性の三人連れでラリー観戦に来ていたようですが、ジュディー達とはラリーのノリがまったく違うようで、
「おうっ!ラリー行くぞ!」ってな感じで急にやってきたようです。
寒い寒いと言いながらTシャツ一枚で短めのズボン、でもって足はつっかけサンダル。
どう考えてもラリー観戦のウェアではない・・・っていうか、この格好で夜も行ってたのかッ!?
ある意味達人かと存じます。<(_ _)>
長年ラリー観戦をしている人達って、それなりにいろいろデンジャラスな事もなさっているようで、聞けばそれぞれに楽しい話題が満載です。
そんな中、ウチの相方も一緒に笑いつつやはりバキッ!となったバンパーの事で哀愁に満ちた顔をしています。
で、話題は必然的にそんな方向へ・・・。
そしてもう一人、車で黄昏れている人発覚。
S氏、関西から飛行機に乗り、レンタカーで椎葉村まで来たらしいのですが、鶴富屋敷の低い屋根付き駐車場へ車を入れようとして、車の屋根をバキッ!と凹ませてしまったもよう。
「自分の車ならわかるんですけどね・・・・」 ああっ、S氏お気を確かに!(T_T)
…そ、そんなこんなで楽しい夜を過ごさせていただきました。


翌日、すっかりうち解けて「とりあえず来年もココって言うことで♪」てなノリでチェックアウトをし、みんなで椎葉運動公園に向かいました。
途中ジュディー達は昨日引き上げてきた炭山車が置かれている場所で石原さんとokuboさんをお見かけしたので、帰る挨拶をさせていただこうとUターンをし、後の2台とは運動公園で合流することに。
昨日はチョモランマだった運動公園も、今朝は車で上がれます♪
おりしも体育館の中は表彰式、出入り口付近でチョッとS氏と立ち話・・・。
J・「なんか凄いね、あの副賞の鶴富屋敷の置物っていうか、リカちゃんハウスみたいなの。もらっても困るよね、きっと」
S・「そうですよね、ドールハウス?もらってもサインしてファンの人にあげるだけとか…」
J・「ファンの人も困りますよ」
S&J『うん、捨てるに捨てられない…(^^;)』
外に出るとサービスパークだった駐車場は撤収の真っ最中、なんだか祭りの後はチョッと寂しい感じがします。
そんな気持ちに追い打ちをかけるように炭山選手が私服で会場から出てきました。
え〜ん!!やっぱり悔しい・・・。(T_T)
次は…いえ!次の東京ラリーも頑張ってください炭山選手!!
ぜんぜん、まったく、全力で要らなくったって、来年の「ひえつきラリー」ではぜひとも鶴富屋敷の置物もらってください!
・・・などということは事は言えるわけもなく、実にフツーに
「出待ちです、エヘッ♪ずっと応援しますから頑張ってください」と、ご挨拶をいたしました。
その後大溝社長さんが出でいらっしゃったので、ご挨拶を。m(_ _)m

少しお話をさせていただいているあいだに、とんでもないアクシデント発生!!
「そのカバン裏はどうなってるの?」と、いきなり社長がジュディーの持っているカバンの裏側チェック。
実はCUSCOのロゴを布で切り取る場合、反転させて切り取るので、反転用のロゴ体を作ってあるのです。
出かけに急いで小さめのバッグを作ったため、間違って裏の小さなロゴを反転させてプリントしてしまっていたのです。
とりあえず絶対裏向かないように持っていたのに、よりによって社長に裏返されちゃった。o( ><)o
「きゃ〜!ダメなんです〜」と、言ったときにはすでに遅く・・・。
「なんか、韓国とかそこらへんで作ったみたいになってるよ〜」って笑われちゃいました。
「あはははは・・・・・」笑ってましたけど、スッゴく傷ついてますから。_| ̄|○il|li

・・・・さて、CUSCOチームの皆さんにお別れを言って、短い間でしたけれどギャラリー仲間のお友達ともそろそろお別れです。
とりあえずウチの相方はあれだけひどい目にあったのに、また来年も「ひえつき・ラリー」に連れて行ってくれるそうです。
それではみな様、また来年もあそこでよろしくで〜す♪

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さて、これでジュディーのラリー観戦も終わり、今日の宿泊地の別府に向かいます。
途中、観光をしながら草千里で柵に寄りかかってウシを呼んでいると・・・・。

私と相方の背後に一台の車が止まり、「ひえつきラリーに来てましたよね♪」と、声をかけていただきました。
「あっ、はい♪」
お話しをしてみると、星野元さんのご友人だそうで、星野選手のことを「ゲンちゃん」と呼んでおられました。
きっとジュディーの背中をロゴを見てお声をかけて下さったのでしょうね。
帰りがけに「急に声をかけてすみません」と言っておられましたが、とんでもないです。m(_ _)m
こちらこそお声をかけて下さってとても嬉しかったです。
昨日来よりチョッと声をかけるだけで、とてもステキな出会いになるって事を沢山経験させてもらいましたから♪
お名前をお聞きしたら「安波」さんっておっしゃっておられました。
後から気づいたのですが、もしかするとBクラスでコ・ドライバーをなさっている安波広通さんなのでは?
だとすると、同じコ・ドライバー繋がりで「ゲンちゃん」なのかもしれません。
間違っていたらごめんなさい。
でも、そうだとしたら、どちらも若いドライバーを支えるステキなコ・ドライバー繋がりなんでしょうね。
ラリーが終わったと思っていたところでかけてもらった一言、なんだかひえつきラリーの思い出が2割り増しステキになりました。
本当にどうもありがとうございました。